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《特集》紙上の建築──日本における建築メディアの現在とその変遷
もの言わぬ建築の基礎となる設計者の思想や施主の希望、背景にある環境や社会的条件などを表明する手段として、建築雑誌などの紙媒体は重要な役割を果たし てきた。デザインも編集と切り離せない存在であり、とくに60年代半ばから70年代半ばにかけての建築雑誌は視覚的にも刺激的なメディアとして独自の誌面 を展開した。70年代半ば以降は建築自体に実験的要素が強くなり、建築メディアは落ち着きを見せるが、近年はインディペンデントな紙媒体の存在感が増して いる。本企画では、いま建築関連の仕事を数多く手がけるデザイナーを中心に、彼らに影響を与えたであろう、60年代〜70年代の動きも取り上げつつ、それ らを含む国内の建築雑誌を年表形式で紹介し、その変遷をたどる。
《連載》20世紀エディトリアル・オデッセイ 第8回「プリンテッド・パンクス」
《連載》デザインの辺縁 vol. 6(最終回) 大原大次郎
《連載》日本語活字の文化誌 第2回「ゴシック体のある風景」
《特集》紙上の建築-日本における建築メディアの現在とその変遷
編集協力:飯田将平,撮影:長谷川健太
Ⅰ:現代の建築メディア
neucitora
刈谷悠三
中野豪雄
TOO MUCH:Magazine of Romantic Geography
辻村慶人+前田晃伸
7inchProject
坂下加代子+戸川憲一+千原航
Ⅱ:建築をめぐるグラフィック表象の革新
杉浦康平
秋山伸
真壁智治
Ⅲ:建築雑誌年表
編集:RAD(榊原充大,川勝真一) デザイン:飯田将平
《連載》20世紀エディトリアル・オデッセイ
第8回「プリンテッド・パンクス」
構成・文:赤田祐一×ばるぼら
インタビュー:『boredom』,『狂乱娼館』,山崎春美,第五列
デザイン:Team Kathy, PRETEND Prints & Co.
《連載》デザインの辺縁 vol. 6(最終回) 大原大次郎
聞き手・デザイン:原田祐馬
構成・文:多田智美,写真:増田好郎
《連載》日本語活字の文化誌
第2回「ゴシック体のある風景」
文:内田明, デザイン:長田年伸
News+ information
モリサワ タイプデザインコンペティション 2012結果発表
鳥海修と文字塾展
the idea of music
CORNELIUS『デザインあ』
インタビュー:北山雅和,文:ばるぼら