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特集:仲條正義デラックス
資生堂パーラーやザ・ギンザのロゴ・パッケージデザイン,資生堂企業文化誌『花椿』のアートディレクションなどで知られる仲條正義。その独特な造形 力と色使い,時代への皮膚感覚に基づく仲條流のグラフィックにより,数多くのデザイナーたちに多大な影響を与え続けてきた。本特集では資生堂関連の仕事を 中心に,ポスターやロゴマーク,ブックデザインといったクライアントワークを意識的に取り入れ,展覧会のために制作したアートワークとともに構成。仲條の インタビューも収録し,1950年代後半から活動を続ける仲條がデザインをいかにとらえ,世に送り出してきたのかを,ビジュアルと肉声に近い言葉で投げか ける特集。細谷巖,服部一成の寄稿も掲載。
日常に世界を観るーー原田祐馬と関西の状況
座談会:原田祐馬×多田智美×松倉早星
(聞き手:大原大次郎,アイデア編集部)
「DESIGNEAST02 周縁と中心」現場レポート
後日談:大原大次郎
個の活動紹介:
原田祐馬,後藤哲也,collect.apply,近藤聡,三木健
『何に着目すべきか?』
構成:加藤孝司,古賀稔章
デザイン:木村稔将,橋詰宗
写真:加藤孝司,橋詰宗
自由のためのデザイン,デザインにおける自由
ーーポーランドのグラフィックデザイン1981-2011
協力:ポーランド実用グラフィックデザイナー協会(STGU),生方アレクサンドラ
20世紀エディトリアル・オデッセイ
第4回「実験雑誌としての『アンアン』」
赤田祐一×ばるぼら
インタビュー:新谷雅弘,村松仁美,川村郁,三宅菊子
『脈動する本/杉浦康平デザインの手法と哲学』展をみるーー生産的な誤読へむけて
文:加藤賢策
東アジア本の交流2011レポート
特集:仲條正義デラックス
《資生堂関連》
資生堂パーラー
ザ・ギンザ
東京銀座資生堂ビル
資生堂カレンダー
タクディクスデザイン
『花椿』
ほか
《資生堂以外のクライアントワーク》
ポスター
ロゴデザイン
ブックデザイン
音楽関連
《アートワーク》
「仲條正義◯◯◯展」出品作品
「NAKAJOISH展」出品作品
「仲條のフジのヤマイ展」出品作品
ほか
寄稿:細谷巖,服部一成
インタビュー:仲條正義デザイン談義
日常に世界を観るーー原田祐馬と関西の状況
デザインをめぐる関西の状況に異変を感じ,取材を決行。トークイベントやワークショップ,フリーペーパーなど,デザイナーが大小さまざまなプロジェクトを 自ら立ち上げ,相互に刺激し,意識を高め合っている。その火付け役であるデザインプロジェクト「DESIGNEAST」の発起人のひとり,デザイナーの原 田祐馬をナビゲーターに,DESIGNEASTと周辺の動き,恊働・共感する人たちの活動を尋ねた。
『何に着目すべきか?』
2011年9月に浅草アサヒ・アートスクエアで行われた書物を巡る対話の場「何に着目すべきか?」。事前に「何に着目すべきか?」をテーマに,数冊の選書リストの作成を46名に依頼し,当日は32名がゲストとして参加。選ばれた書物をもとに,ホストとゲスト,観客をも含めたさまざまな対話が展開した。本企画はその企画者4人が制作したドキュメンタリーである。
自由のためのデザイン,デザインにおける自由
ーーポーランドのグラフィックデザイン1981-2011
1989年に民主化し,新自由主義経済へと向かう変化のなかで,旧共産圏のポーランドのデザインはいかに変化をとげたのか?社会,政治,文化が大きな変化 を迎えた時期に生み出されたグラフィックや印刷物,映像,資料を通じて,ポーランドのデザイナーが向き合ってきた現実と課題を提示する展覧会の記録。
20世紀エディトリアル・オデッセイ
第4回「実験雑誌としての『アンアン』」
赤田祐一×ばるぼら
堀内誠一がアートディレクターとして全面に関わっていた1970年の創刊から49号までの『アンアン』は,日本には存在しなかったL判サイズ,海外旅行に 満足に行けなかった時代の海外誌との提携と海外ロケ,何者でもない若者たちの起用や過激なまでの女性の自立を促す記事など,どれをとっても実験的であっ た。そんな『アンアン』を実験雑誌として捉え,当時を知る制作スタッフの証言とともに振り返る。
『脈動する本/杉浦康平デザインの手法と哲学』展をみるーー生産的な誤読へむけて
東アジア本の交流2011レポート