綴込ポスター 連載第6回 大竹伸朗オリジナルポスター〈2nd Impact〉[電亀/DENKAME]
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巻頭特集:めくるめくキューバポスターの世界 / ヨップ・ファン・ベネコム / テーブルの上のコップ アレクサンダー・ゲルマン / ステファン・サグマイスター近作集 / 大智浩とその活動 デザイン・教育・ジャーナリズム / 連載第12回 不可視の言語 ポール・エリマン / 連載第25回 デザイン豚よ木に登れ 都築響一 / 連載第3回 タイポグラフィ時評 監修:片塩二朗, 序文・紙面設計・組版:白井敬尚, 文:バウマン・アンド・バウマン / News + Information / 綴込ポスター 連載第6回 羽良多平吉オリジナルポスター [Galleria Linga Franka] / 綴込ポスター 連載第6回 大竹伸朗オリジナルポスター〈2nd Impact〉[電亀/DENKAME]表紙:エドゥアルド・ムニョス・バッシ『移動映画』,1969年
巻頭特集:めくるめくキューバポスターの世界
1959年の社会主義革命以降キューバでは,政治や社会の中で人を結びつけるものとしてポスターが無数に制作されてきた。とはいってもカストロによる新し い社会主義はマルクス・レーニン主義とはまた別の,キューバの歴史や現実に即したかたちで作り上げられていったため,ポスターもまた実際の受け手である キューバの大衆の現実を反映した表現によって生みだされることとなった。新しい社会づくりの熱気を含んだ力強さと,誰もが理解し楽しめるものとして作られ たことによる親密さが同居し,独特の魅力を獲得しているキューバのポスター群。なかでも,制作者の自由な解釈と創意がいかんなく発揮された映画ポスター は,極端に商業主義的に作られたものに慣らされている私たちの目には,たいへん贅沢で理想的なものに映る。本特集では,昨年秋に岐阜経済大学にて行われた 「キューバポスター 1937-2003」展に出品された作品を中心に,映画ポスター40点を含むキューバポスター全81点を一挙公開する。
ヨップ・ファン・ベネコム
オランダのエディトリアルデザイナー,ヨップ・ヴァン・ベネコム。彼の代表的な仕事であり同時にプライベートワークでもある雑誌「Re-」および 「BUTT」では,自らが編集作業全てを手がけている。それぞれの雑誌では,インタビュー記事や写真によってリアルな人物像を描き出す一方で,エディトリ アル面においては非商業主義のスタイルを貫いており,無駄のない構成やそのユーモアと自由度の高さが魅力的。これまで発刊された「Re-」と「BUTT」 の内容およびエディトリアルワークを紹介するとともに,ヴェネコム氏自身の人物像に迫る。
テーブルの上のコップ アレクサンダー・ゲルマン
ステファン・サグマイスター近作集
昨年10月に名古屋で開催された国際デザイン会議「VISUALOGUE」にて行われたステファン・サグマイスターの講演「デザインは人を感動させられるか」は,多くの参加者,特に学生たちから最も歓迎された講演だった。その講演を図版付きで採録すると共に,サグマイスター氏のデザイン哲学の実践とも言うべき最近のデザインワークを紹介する。
大智浩とその活動 デザイン・教育・ジャーナリズム
アイデア創刊当初のアートディレクターであり,戦前からデザイン,教育,編集出版にわたって他に類を見ない活躍をみせたデザイナー大智浩を紹介。これまで省みられなかった日本のデザイン発展史の新たな側面にスポットを当てる。
連載第25回 デザイン豚よ木に登れ 都築響一
ファッションを巨大ブランドビジネスへと育て上げた張本人であるピエール・カルダンの手による70年代の奇抜なデザインの家具・インテリア世界を初公開。カンヌ別荘,パリ・エスパス劇場,自家用機,他図版多数。
連載第3回 タイポグラフィ時評
監修:片塩二朗, 序文・紙面設計・組版:白井敬尚, 文:バウマン・アンド・バウマン
綴込ポスター 連載第6回 羽良多平吉オリジナルポスター [Galleria Linga Franka]
綴込ポスター 連載第6回 大竹伸朗オリジナルポスター〈2nd Impact〉[電亀/DENKAME]