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巻頭特集: パリのデザインユニット-M/M- 56ページオリジナルワークス/特別企画: 横尾忠則「弐千ー弐千壱」<上編>60年代のエロティックな名作を完全復刻カバー+豪華印刷綴じ込みポスター付き/デラウェア(東京)24ページオリジナ ルデザイン/グラフィティ・コンストラクション: DELTA(Amsterdam),DWANE(Stockholm), PIKE(Stockholm), ZEDZ(Leiden), MAUER(Eindhoven)/弐千アイデア: CYCLONE GRAPHICS(Tokyo), GHS WEB GRAPHICA(Tokyo), NENDO GRAPHICS(Tokyo), POWER GRAPHIXX(Tokyo), SPUTNIC GRAPHIX(Osaka), IZUMO JUKI(Tokyo), BEATSERVICE(Tokyo), DHKY(New York), BURO DESTRUCT(Bern), DEXTRO BERLIN(Berlin), EXTRA DESIGN(Hokkaido), NAMAIKI(Tokyo)/フリーペーパーINマガジン: スモールライト/連載: 都築響一『デザイン豚よ木に登れ』/大竹伸朗 連載綴じ込みポスター/横尾忠則連続企画広告
パリのデザインユニット-M/M- 56ページオリジナルワークス
パリのデザインユニット,M/Mは,最先端のファッション・モードや音楽,劇場,ギャラリーや美術館での展覧会,ワークショップなど実に様々な分野にわたって個性的かつ新しい表現を生み出している。彼らは,ヨウジ・ヤマモト,ジル・サンダーといったハイファッションに携わる仕事でその名を一躍世に知らしめ,それぞれのショウのために作られたカタログは毎回話題をさらった。今回の特集では雑誌という制約から,彼らのオーガナイザー/プロデューサーとしての立体的な創造部分を充分な形で紹介しきれないが,平面上のイメージで伝えうるM/Mの造詣の特質を検証していきたい。
特別企画: 横尾忠則「弐千ー弐千壱」<上編>60年代のエロティックな名作を完全復刻カバー
アイデアでは今号と次号の足かけ2世紀にわたり,横尾忠則が二〇世紀に創出した表現世界の深淵にスポットを当てる。グラフィックデザインにおいては,創造性と生き生きとした個性,型にはまらない自由な発想がクリエイティヴの根幹にあることを再確認して,次世紀により鮮やかな表現の華を咲かせるためにも,横尾忠則の奔放な発送と柔軟な表現技法を必要とするだろう。今回,紙面での再生を図ったのは,横尾氏の多くの名作の中から「エロス」をテーマに構成。豪華印刷綴じ込みポスター付き。
デラウェア(東京)24ページオリジナルデザイン
アートとカートゥーン(漫画)でアートゥーン。自らをアートゥニストだと宣言して始まるデラウエア作品集。デザインも音楽も両方本気のデラウエアは,「ロックンロールをデザインし,デザインをロックンロール」している。
http://www.delaware.gr.jp/
グラフィティ・コンストラクション: DELTA(Amsterdam), DWANE(Stockholm), PIKE(Stockholm), ZEDZ(Leiden), MAUER(Eindhoven)
レゴで遊び,ガンダムに熱狂した少年がオトナになって描いたグラフィティアート作品はこんな感じ。
弐千アイデア: CYCLONE GRAPHICS(Tokyo), GHS WEB GRAPHICA(Tokyo), NENDO GRAPHICS(Tokyo), POWER GRAPHIXX(Tokyo), SPUTNIC GRAPHIX(Osaka), IZUMO JUKI(Tokyo), BEATSERVICE(Tokyo), DHKY(New York), BURO DESTRUCT(Bern), DEXTRO BERLIN(Berlin), EXTRA DESIGN(Hokkaido)
1999年暮れから2000年の10月まで,ニューヨーク,大阪,東京という三つの都市にまたがって開催された「弐千」展は,仲間うちでわいわいとやっているうちに話が進み,自然な成り行きにまかせて進んでいった,気楽で緩やかなイベントだった。その「弐千」が最後に行き着いたのがこのアイデア誌上。どこまで転ぶのか,当事者たちもわからなかったこの企画も,とりあえずこれで一段落。
http://www.beatservice.com/
http://www.burodestruct.net/
http://www.cyclonegraphix.jp.org/
http://www.dextro.org/
http://www.dhky.com/
http://www.extra.jp.org/
http://www.namaiki.com/
http://www.nendo.com/
http://www.powergraphixx.com/
http://www.funky802.com/art/profile/art05.html/
フリーペーパーINマガジン: スモールライト
『レトリック・アンド・ロジックス・マガジン』は1999年の4月から約一年にわたり月刊ペースで発行され続けたフリーペーパーである。各号ごとに設定されたテーマ弐かkするキーワードや術語を恐ろしいまでの密度で網羅し,そのつぼをついテーマ設定と圧倒的な情報量はまさに子供の頃読んだ大百科のようだ。それでいて内容は一枚一枚実に腰を落ち着かせて読ませるし,毎号テーマに応じてデザインされるカラフルでポップな紙面は無性に収集欲を誘発するまさに捨てるところのないフリーペーパー。今回アイデアでは,そのダイジェスト版と作者スモールライトのインタビューを収録するとともに,綴じ込み特別付録として4号分をそのままのかたちでおおくりする。
連載: 都築響一『デザイン豚よ木に登れ』 第7回
大竹伸朗 連載綴じ込みポスター
横尾忠則連続企画広告 ”Bang & Olufsen”
表紙デザイン:M/M(Paris)
1991年より活動しているマチアス・アウグスティニアックとミカエル・アムザラグによるパリ在住のデザインユニット。ビョークやマドンナのアートワーク,ヨウジヤマモトのコレクションカタログ,カルバン・クラインの広告,バレンシアガの広告,ポンピドゥーセンター図録のデザイン,雑誌「ヴォーグ・パリ」のクリエイティブコンサルタント,カフェ・エティエンヌ・マルセルのインテリアデザインなど,音楽やファッション,アート関連のプロジェクトを多く手がけている。