IDEA magazine272
1999/1
社会的テンションとビジュアル・インパクト

IDEA No.272
Published: 1999/1
soldout
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表紙デザイン:仲條正義&J.ハートフィールド

特集:社会的テンションとビジュアル・インパクト 企画・構成:アイデア編集部
ナチスのプロパガンダ戦略と社会背景 山本秀行
表現に魂や思想が入ってこそインパクトが生まれる サイトウ・マコト
日常に隠れているメタファーの中にインパクトを模索する タナカノリユキ
オルタナティブ〜疾走する無意識 相原博之
第5回メキシコ国際ポスタービエンナーレ テキスト:ヘルマン・モンタルボ
ストリームテイストでメインストリームを揺るがすデザインファーム Johnson & Wolverton
過去のイメージを現代に再構築するデザインクエスト groovisions
Why Not? スペシャルブックレビュー『Why Not?』/Why Not Associates [U.K.] ニュース&インフォメーション、展覧会案内、掲載者一覧

仲條正義
1933年,東京生まれ。東京芸術大学美術学部図案科卒。同年,資生堂宣伝部に入社,宣伝部配属となる。1959年に退社,同年デスカ入社。1960年より独立,翌年仲條デザイン事務所を設立。主な仕事に,資生堂企業文化誌「花椿」,ザ・ギンザのアートディレクション・デザインや,松屋銀座,ワコールスパイラル,東京都現代美術館のCI計画,資生堂パーラーのロゴタイプとパッケージデザイン,東京銀座資生堂ビルのロゴとサイン計画など。

ジョン・ハートフィールド
1891年ドイツ生まれ。写真家,画家。本名はヘルムート・ヘルツフェルト。風刺画家ジョージ・グロスに影響を受け,写真によりコラージュを行うフォトモンタージュの新技法を用いて,社会を風刺した作品を制作した。第一次大戦後共産党に加わり,芸術運動ダダにも参加。ポスターや雑誌を通じナチスを風刺した作品を発表し続けるが,33年に国外追放になり38年にイギリスへ亡命。60年東ドイツに帰国。68年没。