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珠玉のデザインエッセイにして,手描き文字デザイン再評価のターニングポイントとなった名著「タイポさんぽ」が帰ってきた。収録件数は旧版の約1.2倍、判型も新書サイズからA5判になって大幅にパワーアップ。
昭和期の看板,ローカルな商品のロゴ,手書きの貼り紙,道路や壁の文字の痕跡……。街を歩けばコンピュータのフォントにはない独特の手ざわりをもった文字たちがそこかしこに息づいている。
有名無名のデザイナーや市井の人々の手仕事によって生み出され,風雪に耐えてきた文字たち。著者はこれら路上の文字たちにまなざしをそそぎ,その豊かな可能性をユーモアとウィットにのせて現代へと橋渡す。
日本各地でみずから採取した,懐かしくも新しい路上の文字を厳選して多数紹介。見て面白く,読んで楽しい文字コレクション。
※本書は『タイポさんぽ 路上の文字観察』(2012)の増補改訂版です。2012年に開催されたトークイベント「タイポがたり」の様子はウェブでご覧いただけます。
姉妹編として『タイポさんぽ 台湾をゆく』も好評発売中。
藤本健太郎(ふじもと・けんたろう)
1973年北海道帯広生まれ。デザイン学校在学中の1993年に“Nendo Graphixxx”を結成。同校卒業後,インディーズTシャツブランド展開などの活動をしつつ,アートディレクター/デザイナーとして活動。2003年からフリーランス。2011年,北海道帯広に居を移し,デザインで地元に貢献すべく模索を開始。
A5判/160ページ/並製/4色カラー
『タイポさんぽ改 路上の文字観察』の店頭用POPに使えるPDFファイルをご用意いたしました。ぜひ印刷してご利用ください。
『タイポさんぽ改 路上の文字観察』店頭POP用PDFファイル(ファイルサイズ:1.9MB)