キーワード
260 x 190mm,並製,80ページ
既存の境界線を越えて、表現の場を拡大している現代のグラフィックデザインにおいて、各デザイナーはどのような思考プロセスを踏んでいるのか。そのプロセスや展開を掘り下げる。
第1部「川上化するデザイン」では、原研哉、佐藤可士和、えぐちりか、有馬智之らが様々な業種の企業との共同作業について語る。
第2部の「社会化するデザイン」では教育、知育、地域などをテーマに社会に深くコミットするデザインの状況について、佐藤卓、 松下計、玉利康延、原田佑馬らが登場。
第3部は「流動化するデザイン」。アートやファッションとつながる領域横断的な実践について、田中義久、佐藤寛、田中良治川上俊らに取材する。
グラフィックデザインの新たな活動の創出に向けて、領域が複雑に交錯するデザインの状況を整理し、各事例の構造や背景から見えてくるものを読者と共有する。
デザインは色部義昭。JAGDA会報誌を要望に応えて一般販売するもの。
企画・編集:JAGDA広報委員会
永井一史(委員長)、色部義昭、岡室 健、田中良治
アートディレクション:色部義昭
編集協力:原田優輝(QONVERSATIONS)