キーワード
企画・編集:アイデア編集部
デザイン:木村稔将
本特集は国内外の18の雑誌に依頼し,4ページを自由に制作してもらい,合綴した。主張も動機もそれぞれ違うが,インターネットとは違うコミュニケーションを志向する姿勢に同時代性がある。カスタムTシャツやオリジナルモバイルケースをつくるように画像をアップロードするだけでZINEをつくることも可能な時代,資金を集め,写真や原稿を依頼し,デザインをして,自ら雑誌を創刊する行為は,それ自体が特別な主張である。
01 Agapornis Magazine
http://www.agapornismag.com/
02 BLINK
http://www.blinkreflex.com/
03 疾駆/chic
http://chic-magazine.jp/
04 Club Donny
http://www.clubdonny.com/
05 Dirty Furniture
http://dirty-furniture.com/
06 Gazzazapzi
http://www.gazzazapzi.com/
07 Gratuitous Type
http://gratuitoustype.com/
08 MacGuffin
http://www.macguffin.nl/
09 MASSAGE
http://themassage.jp/
10 NOT TODAY
http://www.nottodaymag.com/
11 PAN
http://pan-mag.tumblr.com/
12 Ponytale
http://www.ponytale-stories.com/
13 Print Isn’t Dead
http://www.printisntdeadmag.co/
14 RE-VISION
http://www.re-visionmagazine.com/
15 Recens Paper
http://recenspaper.com/
16 TOO MUCH Magazine
http://www.toomuchmagazine.com/
17 ユースカ
https://twitter.com/dioramabooks
18 Works That Work
https://worksthatwork.com/
インタビュー:シャーロット・チータム,シャノン・マイケル・ケイン
寄稿:ミヤギフトシ「僕がみてきたいくつかのインディペンデント・マガジン」
テキスト:各誌冊子内テキストの日本語訳
第6回 1960年代と1970年代 Part Two ─ 社会運動とカウンターカルチャー
デザイン:宮崎希沙
写真:行竹亮太
資料協力:立教大学共生社会研究センター
インタビュー:中西豊子(ウイメンズ アクション ネットワーク),村上知彦(月光仮面社西宮本社)
1960 年代および70年代は,世界中で同時発生的に若者たちの文化が大きく花開いた時代と言われている。第2 次世界大戦後のベビーブームで生まれた世代が成長して街に飛び出し,スポットライトを浴びはじめたのだ。
文・構成:後藤哲也
聞き手:アイデア編集部
デザイン:スルキ&ミン
翻訳協力:ダンカン・ブラザトン
イエローページでは,毎回アジアの主要都市で活躍するデザイナーをひとりピックアップし,その日常や活動を紹介してきた。香港のジェイヴィン・モに始まり,シンガポールのフォーリン・ポリシー・デザイングループまで,7 都市7 組のデザイナーに取材した後藤哲也とデザインを担当した韓国のミン・チョイ(スルキ&ミン)が本連載を振り返る。
文・構成・翻訳:後藤哲也
デザイン:リー・ジェミン
ソウル国際タイポグラフィビエンナーレ「タイポジャンチ2015」が,2015年11月11日から12月27日にかけて,旧ソウル駅をリノベーションした文化施設Culture Station Seoul 284で開催された。4度目となる今回のテーマは「都市とタイポグラフィ」。ディレクターによるメインエキシビジョンとエイドリアン・ショーネシーによる特別展示,そして9名のキュレーターの解釈による展示群によって構成された本展を,各キュレーターの解釈を軸に紹介する。
文・構成:ばるぼら
デザイン:大原大次郎
写真:リー・バスフォード,タケイ・グッドマン,北山雅和
トーク載録:小山田圭吾,江森丈晃,大原大次郎,ばるぼら
デザイナー北山雅和の初の個展が,2015年11月27日から12月9日まで,東京代官山のギャラリーALで開催された。1990年から活動を始め,1998年に独立した北山の,意外にも初となる個展は,文字の形にくり抜いたアクリルにスプレーなどでペインティングした立体作品と,写真を用いた抽象的イメージによる平面作品の二つを主軸としたもの。旧作を年代順に並べたアーカイヴ的展示ではなく,現在の関心から生まれた新作を並べるとき,そこに何らかの制作に至る動機や問題意識があると考えるのが妥当だろう。では北山はそこに何を展示しようとしたのか。それは(意外にも?)現在の政治状況への自身のアティチュードを示すメッセージであった。
第16回モリサワ文字文化フォーラム「 文字とデザインVol. 6」
展覧会評「ニッポンのニッポン ヘルムート・シュミット」
新書体
インフォメーション&新刊紹介
the idea of music [018]
『アイデア』373号内におきまして以下の誤りがございました。
関係者ならびに読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを,深くお詫び申しあげます。
(最終更新:2016-3-16)
◉p140:2段目下から11行目:参照先ページの『女から女たちへ』の図版は同タイトルの別のものでした。
×三木さんは『女から女たちへ』(p.143)を
○三木さんは『女から女たちへ』を
◉p148中央:『BACK TO THE ROCK』の図版はNo.8ですが,キャプションがNo.11のものになっていました。
NO.8,オールディーズ・バット・グッディーズ・ファン・クラブ,1978-08,B5