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特集:葛西 薫 /ラース・ミュラー 書物を建てる/府川充男の仕事/ダッチ・リソース-ヴェルクプラーツ・タイポグラフィの展覧会/新連載 高山宏「ディセーニョ・インテルノ-デザイン・マニエリスム(1)」/連載第11回 タイポグラフィ時評「基礎教育としてのタイポグラフィ」文:新島実 監修:片塩二朗 紙面設計:白井敬尚 組版:岡安昭/綴込ポスター連載第14回 大竹伸朗オリジナルポスター〈2nd impact〉,Side A(inside): LONDON/HONCON 1980 Side B:(outside): APOLINAIRE. H.K.
特集:葛西薫
この10年間の葛西薫は広告のみならずパッケージ,CI・サイン計画ま で,規模の上でも数の上でも八面六臂の活躍を見せている。その一方で,小説や詩集の装丁や映画や演劇関連のグラフィックなど,自ら文字を描き線を引く個人 的な仕事をこれまで以上に数多く手がけてきた。長年のデザイン経験,少年時代から積み重ねてきたクラフトマンシップと自らの血肉となっている感覚に裏付け られた葛西薫の仕事を約90ページにわたって特集する。
ラース・ミュラー 書物を建てる
スイスを拠点に活動するデザイナーのラース・ミュラーは,自身の出版社から数々のデザイン書籍を発行する世界屈指のアートパブリッシャーだ。彼の書籍の制作プロセスを本人のコメントを交えつつ紙面上で再構成する。
府川充男の仕事
近代日本の印刷史・活字史研究の大著『聚珍録』をついに上梓するに至った異才・府川充男。その多面的な活動の軌跡を,これまで関わってきた一連の著作物,タイポグラフィとともに概観する。
ダッチ・リソース-ヴェルクプラーツ・タイポグラフィの展覧会
オランダの都市アーネムに位置する実験的な大学院「ヴェルクプラーツ・タイポグラフィ」が,学校ごとフランスのショーモン市街の倉庫へ移動して展示を行った。その一連の活動の記録を学生自身の手によって伝える。
新連載 高山宏「ディセーニョ・インテルノ—-デザイン・マニエリスム(1)」
博覧強記で知られる著者が展開するグラフィック・コスモロジー。デザインの根をつかみ,近代デザインを超える知の道しるべ。