書籍『愛蔵版 イヌイットの壁かけ 氷原のくらしと布絵』の関連イベント情報をお知らせします。
カナダの先住民族・イヌイットの女性たちは、代々、家族の防寒具を手作りしてきました。近年になって彼らの生活は大きく変わり、生地も毛皮からダッフル地に変化。その余った生地に伝統的な自然観や生活の様子をパッチワークした、色彩豊かな壁かけが作られるようになりました。道立北方民族博物館の所蔵品から、壁かけを中心に、石版画、石彫、人形など、イヌイットのさまざまな手仕事を紹介します。
会期:2018年6月22日(金)〜8月26日(日)
時間:9:30〜17:00
会場:北海道立釧路芸術館
入場料:一般600円、高大生300円、小中生100円
北半球で最も日が長くなる、夏至の日。北極圏では、白夜の盛りです。緯度によりその日数は違いますが、何日も何十日も、太陽が沈まない日々が訪れます。人間が定住する北限の地であるカナダ・ヌナブト準州のアラートベイ(北緯83度)では、4月中旬から8月にかけて、実に100日以上も太陽は地上に輝き続けます。
夜のない日々を、極地の人々はどう過ごすのでしょう?時間や日にちの感覚はどうなるのか、眠れるのか…。遠い遠い地の長い長い一日を想像し、想いを馳せる3日間の展覧会を開催します。
6月、東京の空に高く上った太陽は、イヌイットの人たちの頭上に居座る太陽と同じ星。その陽光の中で、彼らが布に、紙に描き出した世界を、ぜひご覧ください。
【会期】6月15日(金)11:00-19:00 / 16日(土)10:30-19:00 / 17日(日)10:30-18:00
【会場】「誠文堂新光社イベントスペース」
東京都千代田区内神田2-14-9
JR「神田駅」西口から徒歩3分/東京メトロ「神田駅」1番出口から徒歩4分
https://goo.gl/h8M6Ca
【入場料】1drink制(500円~、北極圏にちなんだドリンクとフードがあります)
【展示作品・イヌイット作家名】
〈壁かけ〉アイリーン・アヴァーラーキアク、アーニー・タイパナック、ジュリア・ピンゴシャット、マリー・ケネックほか10点
〈版画・ドローイング〉カナンギナク・ポートーゴーク、ギータ・エッセマイリー、フランソワーズ・オクラーガほか6点
〈そのほか〉人形、ミトン、帽子など
【EVENT】
1.岩崎昌子さんトークイベント「わたしが訪ねた北極―8月、9月。」
6月16日(土)14:00―15:30
『イヌイットの壁かけ』著者・岩崎さんが約30年前にイヌイット居住区を訪ねた時のことを、写真を見ながらお話しくださいます。
2.朗読+上映会「北極圏の夏の暮らしと物語」
6月17日(日)14:00―16:00
50年前に撮影されたイヌイットの夏の映像を観たり、昔話をきいたりするひととき。
上映作品:「ネツリック・エスキモー 春季氷上でのアザラシへのしのび寄り2」(1967年/34分)、「ネツリック・エスキモー 石堰による漁撈1」(1967年/31分)*いずれもカラー、現地語のみ。簡単な解説をいたします。協力:東京シネマ新社
*定員は各20名。下記までメールまたはお電話にてご予約ください。
https://www.facebook.com/events/1780921491972521/
誠文堂新光社・アイデア編集部
inuitevent@gmail.com
Tel 03-5805-7763
本年6月に誠文堂新光社より刊行された『愛蔵版 イヌイットの壁かけ 氷原のくらしと布絵』。かつて暮しの手帖社より刊行されていた『イヌイットの壁かけ』(絶版)には収録されていなかった「クリスマスの壁かけ」シリーズが掲載されていることでも話題を呼んでいます。
北極には19世紀半ばから捕鯨船が出入りし、その船に乗ってやってきた宣教師の布教活動によって、キリスト教を信仰するイヌイットも多くいます。本展では、イヌイット独特のシャーマニズムとキリスト教がシンプルな表現の中に混ざり合っている「クリスマスの壁かけ」シリーズ20点を展示し、本書はもちろん、イヌイットの手しごとの販売も行います。町がクリスマスの気配にそわそわしだすこの季節、氷原のクリスマスを感じに、ぜひご来場ください。
【会期】2017年12月8日(金)ー 2017年12月17日(日)
休:月・火・水・木
【時間】12時〜20時(イベント開催時は時間帯変更もあり)
【会場】浅草橋天才算数塾
台東区浅草橋2-5-8
【入場料】無料(要1ドリンクオーダー)
お問い合わせ sansujyuku@yahoo.co.jp (浅草橋天才算数塾)
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関連イベント
氷原のクリスマス展関連上映会
「エンサイクロペディア・シネマトグラフィカの極北映像を観る」
【会場】浅草橋天才算数塾
【日時】2017年12月16日(土) 13時~/15時~
【参加費】前売り:500円+ドリンクオーダー/当日:1000円+ドリンクオーダー
*12月16日上映中は、展示営業が下記の通りになります。12時~13時 16時~20時
(上映作品)
・『極地エスキモー綾取り』(北グリーンランド・チューレ地方/1974年/9分30秒)
・『エスキモー 娯楽の情景』(東グリーンランド・アンマサリック地方/1962年/8分30秒)
・『サミ人 センネグラスと靴』(北ヨーロッパ・ノルウェー/1975年/16分)
・『サミ人 トナカイ肉解体とパン焼き、食事の準備』(北ヨーロッパ・ノルウェー/1976年/21分)
*いずれも無声または現地語のみの上映となります。解説はほとんどありませんので、想像してお楽しみください!
*エンサイクロペディア・シネマトグラフィカとは1952年、ドイツ・国立科学映画研究所で始まった、世界中の知の記録の集積をめざした映像による百科事典プロジェクト。日本ではアジアで唯一、フルセットを(公財)下中記念財団が管理・運営している。http://ecfilm.net
企画・協力:iruinai 大西由美 http://direction-q.com/projects/iruinai/iruinai
本年6月に誠文堂新光社より刊行された『愛蔵版 イヌイットの壁かけ 氷原のくらしと布絵』。かつて暮しの手帖社より刊行されていた『イヌイットの壁かけ』(絶版)には収録されていなかった「クリスマスの壁かけ」シリーズが掲載されていることでも話題を呼んでいます。
北極には19世紀半ばから捕鯨船が出入りし、その船に乗ってやってきた宣教師の布教活動によって、キリスト教を信仰するイヌイットも多くいます。本展では、イヌイット独特のシャーマニズムとキリスト教がシンプルな表現の中に混ざり合っている「クリスマスの壁かけ」シリーズ20点を展示し、本書はもちろん、イヌイットの手しごとの販売も行います。町がクリスマスの気配にそわそわしだすこの季節、氷原のクリスマスを感じに、ぜひご来場ください。
http://www.seikosha-books.com/event/2831
【開催日】2017年11月16日(木)ー 2017年11月30日(木)
【時間】10時〜20時(イベント時・最終日のみ18時まで)
【会場】誠光社
京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437
TEL/FAX 075-708-8340
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トークイベント開催決定!!
イヌイットの壁かけと人形~岩崎昌子さんをかこんで
「氷原のクリスマス」展開催記念トークイベント
『愛蔵版 イヌイットの壁かけ』(誠文堂新光社、6月8日刊)の収録作品を紹介する「氷原のクリスマス」展。本展の開催にあわせて、カナダより来日中の著者・岩崎昌子さんによるトークイベントを開催します。
本書に新たに収録された壁かけや人形を中心に、アート作品に表現されているイヌイットの暮らしと思想についてお話しいただきます。北極を訪れた時のお写真もスライドでお見せいただき、その神秘の旅についてもお聞きします。
http://www.seikosha-books.com/event/2924
【開催日】2017年11月16日(木)
【時間】19時-
【会場】誠光社
【定員】30名さま
【参加費】1500円+1ドリンクオーダー
ご予約方法
E-mail: s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望イベント名、お名前、お電話番号をご記載ください)
または店頭、お電話にてお申し込みください。
「ピリカタントの夏休み」(2017年7月18日- 2017年7月23日@hako gallery)特別企画
下北沢にかつてあったまぼろしの書店「ピリカタント書店」が、代々木上原のhako galleryにに5日間限定で復活。会期中の特別イベントの一つとして、本書の店頭販売とイヌイット関連映像の上映会が開催されます。貴重な映像資料の上映会で、是非お立ち寄りください。
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愛蔵版 イヌイットの壁かけ 氷原のくらしと布絵』刊行記念上映会
「エンサイクロペディア・シネマトグラフィカの極北映像を観る」
【会場】hako gallery(東京都渋谷区西原3丁目1-4)
【参加費】500円以上のドネーションをお願いします
【上映時間】2017年7月19日(水)16:00 – / 19:00 –
※ 約1時間ほどの上映となります
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映像の百科事典「エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ」から ” 極北の暮らし ” をとらえた映像を観る上映会。書籍と、著者の岩崎昌子さんが集められたイヌイットの手仕事(人形、ミトン、彫刻など)の販売もしていただきます。
上映は、暑さやわらぐ夕方16時〜 と、夏の夜のはじまり19時〜 2回の上映を予定しています。また、極北映像の上映に合わせて、シベリアの郷土菓子も販売の予定です!シベリア菓子の情報は、また追ってお知らせします。
なかなか観ることの出来ない貴重な極北の暮らしの風景をながめに、どうぞお出かけください!
【上映作品】
『極地エスキモー 綾取り』(北グリーンランド・チューレ地方/1974年/9分30秒)
『エスキモー 娯楽の情景』(東グリーンランド・アンマサリック地方/1962年/8分30秒)
『サミ人 センネグラスと靴』(北ヨーロッパ・ノルウェー/1975年/16分)
『サミ人 トナカイ肉解体とパン焼き、食事の準備』(北ヨーロッパ・ノルウェー/1976年/21分)
※ いずれも無声または現地語のみの上映となります。解説はほとんどありませんので、想像してお楽しみください!
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*エンサイクロペディア・シネマトグラフィカとは
1952年、ドイツ・国立科学映画研究所で始まった、世界中の知の記録の集積をめざした映像による百科事典プロジェクト。日本ではアジアで唯一、フルセットを(公財)下中記念財団が管理・運営している。
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企画・協力:iruinai 大西由美
http://direction-q.com/projects/iruinai/iruinai
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ピリカタントの夏休み
【期間】2017年7月18日(火)- 2017年7月23日(日)
【会場】hako gallery
期間中は、毎日ワークショップや催しごとを開きます。
青果ミコト屋の野菜や全国のお友だちの食材を使って、毎日ごはんをこしらえます。
ルヴァンナチュールさんセレクトのワインも飲めます。
詳細は、こちらのページで随時アップしていきます。
本とごはんのある夏の時間を過ごしに、どうぞあそびに来てください。
本書に新たに収録された壁かけや人形を中心に、アート作品に表現されているイヌイットの暮らしと思想についてお話しいただきます。北極を訪れた時のお写真もスライドでお見せいただき、その神秘の旅についてもお聞きします。
【日時】6 月9 日(金)17:30-18:30(開場:17:00~)
【会場】カナダ大使館 E・H・ノーマン図書館
東京都港区赤坂 7-3-38
(地下鉄銀座線・半蔵門線 「青山一丁目」駅から徒歩4 分)
入場無料/定員30 名/要事前申込
[お申込方法]
6月8日(木)中まで予約受付中!!
誠文堂新光社・アイデア編集部(担当:西)
E-mail:inuitevent (at) gmail.com *(at)を@に変えて入力ください
TEL:03-5805-7763
*メールにてお申込の際には、件名に「イヌイットの壁かけ・イベント予約」と記載のうえ、参加者全員のお名前のローマ字、またはひらがな/代表者様のお電話番号をお知らせください。
*カナダ大使館入館には写真付身分証明書のご提示が必須です。
*当日は書籍の販売はございません。
イヌイットの壁かけを「北の人から、南の人へのメッセージである」ととらえる岩崎さんに、その魅力の秘密を伺います。本書はもちろん、岩崎さんが集めたイヌイットの人形やミトンなどのフエルト製品をはじめ、北極圏の手しごとの販売会も行います。
【日時】6 月10 日(土)12:00-13:30(開場:11:45 ~)
【会場】本屋 B&B
東京都世田谷区北沢2-12-4 第2 マツヤビル2F
(小田急線・京王井の頭線「下北沢」駅から徒歩30 秒)
入場無料/着席(定員12 名) の場合は1drink オーダー制。
【お申込方法】店舗WEB サイトより予約受付