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1970年代の杉浦康平との仕事,1980年代からの映画本/写真集/ニュー・アカデミズム周辺のデザイン,1990年代の「ページネーション・マニュアル」や『知恵蔵』裁判などの活動,2000年代のデザイン誌『d/SIGN』編集……。40年に渡る鈴木一誌の仕事を見通す,初めての特集。『ブックデザイナー鈴木一誌の生活と意見』もあわせてどうぞ。
企画・構成:郡淳一郎,長田年伸
撮影:薈田純一
デザイン:長田年伸
略歴
第2回 ポール・オトレの『普遍文明アトラス』とアトラス・ミュージアム
文・大田暁雄
位置情報を表す一般地図ではなく,なんらかの情報と地理的関係性を結びつけた「主題地図」を取り上げていく「アトラス=地図帳」考察連載。第2回はポール・オトレによる『普遍文明アトラス』を取り上げる。「国際書誌事務所」の創始者,1930年代にすでにインターネットの原型を考案していた忘れられたインターネットの祖先,ル・コルビュジエのムンダネウム(=世界都市)計画の依頼者,オットー・ノイラートとの「新世界図絵」共同計画者。この謎多き人物の足跡を辿ることで見えてくるアトラスの世界とは。
第4回 サンプル・ライティング
文:スコット・ジョセフ
訳:山本貴光
第3回 西野壮平 写真と身体
文:大山光平
「写真的なイメージ」が氾濫する現代に,いまさら誰も問おうとしない「写真とはなにか」を問う連載シリーズ。第3回は西野壮平による作品「Diorama Map」を取り上げる。撮影した大量の写真を大きなキャンバスに貼り合わせ複写する,この作品の意図を聞く。
文:佐藤直樹
デザインにできない領域として個展を開き,ベニヤ板に木炭で植物を描き続ける佐藤直樹。デザインでもアートでもない,「描く」という身体的行為に向かい続ける心境を語る。
文・太田和彦
白地に墨書ばかりの近年の日本酒ラベルに失われ,かつての絵画的で古典的なラベルに感じられた,日本人の情念や美学。そこに「日本酒への根本的な尊敬」を見出した『居酒屋大全』の著者・太田和彦と,日本酒ラベル印刷の老舗・高桑美術印刷へ話を聞きに行く。ヴァナキュラー・デザイン探訪,日本編。
文・編集部
インフォメーション
新書体
新刊案内
『アイデア』379号に下記の誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
ページ |
段 |
行 |
誤 |
正 |
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表2 |
いちばん左上の書影 |
[周囲のオモテ罫] |
[トル] |
|
11 |
左 |
下から2 ~ 5行目 |
、[読点] |
, [コンマ] |
15 |
『標準音楽辞典 補遺』書誌 |
1983.7.10 |
1973.7.10 |
|
26 |
『クリティック』書誌 |
菊判 |
菊判変型 |
|
30 |
右 |
下から9行目 |
菊地さんは |
じつは菊地さんは |
30 |
右 |
下から6行目 |
じつは菊地さんは |
菊地さんは |
34 |
右 |
4行目 |
覚が |
感覚が |
52 |
Japan書誌 |
|
Editor: Edwin O. Reischauer, Tsuru Shigeto |
Editor in Chief: Itasaka Gen Art Director: Suzuki Hitoshi |
55 |
『角川新版 古語辞典』書誌 |
装幀・ |
装幀: |
|
64 |
『新宿海溝』書誌 |
鈴木一誌+鈴木朋子 |
鈴木一誌, 鈴木朋子 |
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65 | 『海を渡って』書誌 | 橋本邦比皃 |
橋本邦比兒 |
|
65 | 『海を渡って』書誌 | 東方広東語辞典 |
東京ビジュアルアーツ, 名古屋ビジュアルアーツ, ビジュ アルアーツ専門学校・大阪, 九州ビジュアルアーツ |
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68 | 『明解[…]DTP実践編』書誌 |
B5 |
B5, 玄光社, 1999.9.1 |
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71 | 「特別号 西井一夫年譜」書誌 | 1947–2001 | 1946–2001 | |
76 | 右 | 下から4行目 |
一枚 |
1枚 |
85 | 『d/SIGN』第17号書誌 | 2009.12 | 2009.12.16 | |
88 | 鈴木一誌略歴 | 3行目 | ブックッデザイン | ブックデザイン |
表3 | 「跋」 |
[全文] |
[ggg『組版造形 白井敬尚』展ポスターおよびチラシ「水平と垂直」参照] |