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《巻頭特集》『あまちゃん』のデザイン
《特集1》きゃりーぱみゅぱみゅグラフィックス
《特集2》アイドル・アイデンティティの時代
・私立恵比寿中学
・でんぱ組.inc
・BiS(新生アイドル研究会)
・BABYMETAL
・BELLRING少女ハート
・ライムベリー
・Especia
・上坂すみれ
・lyrical school
《特集3》染谷淳一の文字とデザイン
・訃報・中村誠
・《連載》日本語活字の文化誌 第6回「〈オールド感〉を計る」
・ソウル国際タイポグラフィビエンナーレ「タイポジャンチ 2013」レポート
・特別インタビュー:立花ハジメ
361号お詫びと訂正(最終更新2013-10-08)
《巻頭特集》あまちゃんのデザイン
2013年4月から9月にかけて放送され,幅広い世代の人気を集めたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』。 脚本や演出,配役の魅力,映像から音楽にいたるまで作り手たちの意気込みが伝わる作品であり,その世界作りに背景や道具のグラフィックデザインも重要な役 割を果たしていた。弊誌では,実在するかのように詳細にまでデザインされた企業や団体のロゴ・マーク,店舗の看板,ポスターや街頭広告,食料品のラベルな どを紹介するとともに,それらを手がけたデザイナーに考え方や制作について伺った。
《特集1》きゃりーぱみゅぱみゅグラフィックス
文:さやわか,デザイン:大原大次郎
2011年7月に「PONPONPON」でデビューしたきゃりーぱみゅぱみゅ。CDジャケットおよび初回限定のブックレットで見せるポートレートの数々 と,世界中で話題となり「グロカワ」と評された「PONPONPON」をはじめとするミュージックビデオから,そのキャッチーな魅力が放たれている。本企 画ではCDのブックレットを中心に,その要素を抽出して誌面に再現。きゃりーの世界観を作り上げるクリエイターたちに取材し,制作に込められた思いや個々 の作品について語ってもらった。
《特集2》アイドル・アイデンティティの時代
2000年代以降,デジタル情報機器やインターネットが日常生活のインフラとなるなかで,アイドルの存在は大きな転機を迎えている。かつてのような「遠く のメジャー,身近なマイナー」という図式は解体され,ライブ体験とメディア空間を往還する総合プロジェクトのひとつとして再定義されつつあるのだ。その状 況下で,現代のアイドルたちはいかにしてヴィジュアル・アイデンティティを獲得し,コミュニケーション空間を設計しているのか。先鋭的な活動をみせるアイ ドルグループのプロデューサーやアートディレクターに取材し,実態に迫った。
私立恵比寿中学
文: 岡島紳士
でんぱ組.inc
文:さやわか
BiS(新生アイドル研究会)
文:さやわか
BABYMETAL
文:岡島紳士
BELLRING少女ハート
文:ばるぼら
ライムベリー
文:さやわか
Especia
文:ばるぼら
上坂すみれ
文:ばるぼら
lyrical school
構成・文・デザイン:飯田将平
〈論考〉アイドル・アイデンティティの時代まで
文:さやわか
染谷淳一の文字とデザイン
構成・文:ばるぼら
1980~90年代にかけて,音楽誌『PATi PATi』のアートディレクションや,GO-BANG’SをはじめとするJ-POP関連のデザインを多数手がけ,そこで多用された独自の描き文字で一世風 靡したアートディレクター・染谷淳一。だが当時から染谷に関するインタビューや評論は皆無であり,2000年代に入ってからは表舞台から姿を消したかのよ うに見えた。2013年にリリースされたGO-BANG’Sのベスト盤を染谷がデザインしたことを知り,取材を敢行。本邦初の染谷淳一特集が実現した。
訃報・中村誠
〈連載〉日本語活字の文化誌 第6回:〈オールド感〉を計る
文:内田明 デザイン:長田年伸
ソウル国際タイポグラフィビエンナーレ
「タイポジャンチ 2013」レポート
インフォメーション
the idea of music[007]
特別インタビュー:立花ハジメ
表紙イラストレーション:佐々木充彦
1983年福岡生まれ。漫画家,イラストレーター。著書に『インターウォール interw@//』(パイインターナショナル,2013)
http://interwall.jp/
『アイデア』361号内におきまして以下の誤りがございました。関係者ならびに読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを,深くお詫び申しあげます。(最終更新:2013-10-8)
p. 097
BiS『nerve』の販売元を「バウンディ」と記載していますが、
一般流通しておりませんので、販売元はございません。