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《特集》ドラフトのいま
協力:飯田将平,原田優輝
写真:岡村隆広(p. 3-7, 109-116, 172)
宮田識インタビュー
「みんなが,いきてゆくために」
聞き手:西村佳哲(働き方研究家)
貼り込み付録:D-BROS特製ブックマーカー
《連載》デザインの辺縁 vol.3 太刀川英輔
聞き手・デザイン:原田祐馬 構成・文:多田智美 写真:増田好郎
《連載》エミール・ルーダー:本質的なもの 第3回 言葉
デザイン:ヘルムート・シュミット
ザック・カイズとの共同制作
「ザック・カイズのアプローチ」
文:古賀稔章
レビュー&インフォメーション
《特集》ドラフトのいま
「麒麟淡麗」「世界のKitchenから」「une nana cool」といったブランディングや広告制作を中心に活動するデザイン会社「ドラフト」が,この春大胆な組織改革を行った。第一線で活躍するアートディレ クターたちが独立し,各自の活動をしながら協業関係も続けていく「ドラフト・クリエイティブ・フランチャイズ・システム」という改革だ。それによって独立 したのは,植原亮輔,渡邉良重(共同でキギを設立),田中竜介(ノーチラス号),富田光浩(ONE),内藤昇(Noboru), 御代田尚子(MA’AM)の6人。ドラフト在籍時は見えにくかった個々の仕事を紹介するとともに,独立にあたり思うこと,代表の宮田識の存在などについて 話を聞いた。母体であるドラフトの活動としては,過去から現在にいたるまでの主な仕事と自社のプロダクトブランド「D-BROS」のアイテムを紹介。宮田 には,組織改革にいたった理由やデザインの現状について話を伺い,特集の構成自体がドラフトの新たな仕組みを現すよう試みた。
(写真:貼り込み付録 D-BROS特製ブックマーカー)
ドラフト ワークス
キギ
植原亮輔,渡邉良重
ノーチラス号
田中竜介
ONE
富田光浩
Noboru
内藤昇
MA’AM
御代田尚子
ドラフト
D-BROS
デザインの辺縁
第3回 太刀川英輔
聞き手・デザイン:原田祐馬 構成・文:多田智美 写真:増田好郎
原田祐馬と毎回異なるグラフィックデザイナーとの対話を通して「デザインの辺縁」を探る連載。第3回目のゲストは,プロダクト,グラフィック,アー ト,建築,素材開発はもとより,教育や会社経営におけるファシリテーションなどから,デザインを通して社会が抱える課題を解決する「NOSIGNER」主 宰の太刀川英輔。太刀川が捉える「辺縁」を語り尽くす。
エミール・ルーダー:本質的なもの
第3回 言葉
デザイン:ヘルムート・シュミット
スイス・タイポグラフィのパイオニア,エミール・ルーダーが「TM」誌上に連載した伝説の連続レクチャー。第3回目はタイポグラフィにおける「言葉」のあり方について。
ザック・カイズとの共同制作
展覧会「フォームズ・オブ・インクワイアリ:批評的グラフィックデザインのアーキテクチャ」展の企画や,出版社ベッドフォード・プレスの設立を通して,グ ラフィックデザインという職能領域の新たなモデルを探求し続けているザック・カイズ。デザイナーの役割や在り方を問いかけるザックの初個展を誌上で再構成 する。
参加デザイナー:ジャン・アルタイ,シャルル・アルセーヌ・アンリ,シュモン・バザール,リチャード・バーケット,アンドリュー・ブラウベルト,ウェイ ン・ダリー,イェスコ・フィザー,ジョセフ・グリグリー,ニコラウス・ヒルシュ,マリア・リンド,マルクス・マイセン,ミヒェル・ミュラー,ラディム・ペ スコ,バーバラ・スタイナー