本誌391号「データジャーナリズムとデザイン」に登場した日経ビジュアルデータなど,インフォメーションデザインの分野を牽引する日本経済新聞社が,東日本大震災から10年の節目を前に,VRアプリを使った報道写真ギャラリーを公開した。
同社では東日本大震災発生直後から新聞や日経電子版での報道に加え,報道写真ギャラリー「記憶 忘れてはいけないこと」の展示を通じ,被災地の様子やそこに生きる人たちの言葉を伝えてきた。国内外て定期的に開催されてきた同展を,今年は新型コロナウイルスの感染防止の観点から,自社のVRアプリ「日経VR」を使った仮想現実空間で開催。アプリ内では,360度カメラで撮影した現地の様子を擬似的に体感できる映像コンテンツも掲載している。コンテンツはすべて無料で視聴が可能。
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